﻿在庫照会システム刷新に関する提案依頼書
研修用に作った架空の会社と架空の文書です。実在の会社、人物、案件とは関係ありません。
発行日　2026年10月1日　発行者　サンプル倉庫物流株式会社（架空）　情報システム部
版　第1.0版　問い合わせ先　情報システム部　森田
目次
章 | 題 | 章 | 題
1 | はじめに | 6 | 非機能要件
2 | 当社の概要と現行システム | 7 | 外部連携
3 | 刷新の目的 | 8 | 提案依頼事項
4 | 業務要件 | 9 | スケジュールと提出
5 | 機能要件 |  | 

1. はじめに
1.1 本書の目的
本書は、サンプル倉庫物流株式会社（架空）（以下、当社）が在庫照会システムを刷新するにあたり、提案を依頼する内容をまとめたものである。提案者は、本書を読んだうえで、第8章に示す事項を記載した提案書を提出すること。
1.2 提案依頼の範囲
本書で提案を依頼する範囲は、新しい在庫照会システム（以下、新システム）の要件定義、設計、開発、テストとする。
現行システムからの移行方式は、別途協議とする。
倉庫管理システムと荷主のシステムの改修は、提案の範囲に含めない。
1.3 用語
用語 | 本書での意味
荷主 | 当社に商品の保管と出荷を任せている取引先
品目 | 荷主の商品を、品目コードで1つずつ区別したもの
ロケーション | 倉庫の中で商品を置く棚の番地
引当 | 出荷予定の商品に、倉庫の在庫を割り当てること
引当可能数 | 在庫数から引当済数を引いた数
倉庫管理システム | 各倉庫で入出庫を登録している当社のシステム。2019年に更新した


1.4 貸与する資料
提案の検討のため、当社は次の資料を提案者に貸与する。資料は、提案書の提出期限までに返却すること。
資料 | 中身
現行システムの画面一覧 | 照会画面と帳票出力画面の写し。12画面分
帳票の見本 | 在庫一覧表、入出庫履歴表、荷主別在庫報告書の見本
マスタの項目一覧 | 品目、荷主、倉庫、ロケーションのマスタの項目と桁数


2. 当社の概要と現行システム
2.1 当社の概要
当社は、食品と日用品の荷主22社から、商品の保管と出荷を請け負っている。倉庫は関東に3か所、関西に2か所あり、営業所は6か所ある。従業員は1,240名である。
取扱品目は4万1千点、1日の出荷件数は平均1万8千件である。関東第1倉庫と関西第1倉庫は、24時間体制で入出庫を行っている。
2.2 現行システムの概要
現行の在庫照会システム（以下、現行システム）は、2014年に稼働した。サーバーは本社のサーバー室に置き、5か所の倉庫とは本社を経由する専用回線でつないでいる。6か所の営業所は専用回線につないでいないため、現行システムを使えない。
入出庫の登録は、倉庫管理システムで行っている。現行システムは、毎晩1時に倉庫管理システムから入出庫の実績を受け取って集計し、毎朝6時に照会画面の在庫数を更新する。
現行システムのサーバーは、2027年12月にメーカーのサポートが終わる。各倉庫との専用回線は2024年に契約を更新しており、契約は2029年3月まで続く。
2.3 現状の課題
現行システムには、次の3つの課題がある。
番号 | 課題 | 業務への影響
1 | 日中の入出庫が、翌朝まで照会画面に出ない | 営業担当が倉庫へ電話で在庫を確かめている。倉庫が受ける在庫の問い合わせは、1日平均120件ある
2 | 営業所から在庫を照会できない | 営業担当は、荷主から在庫を聞かれてもその場で答えられない
3 | 荷主別の在庫報告書を手作業で作っている | 月末に、倉庫の事務担当が出力したCSVを営業担当が表計算ソフトで加工しており、1荷主あたり2時間かかる


2.4 現行システムの利用状況
2026年4月から9月までの現行システムの利用状況は、次のとおりである。
項目 | 値
照会画面の利用回数 | 1日平均2,300回
帳票の出力件数 | 1か月平均1,100件
利用している人数 | 倉庫の事務担当60名


2.5 刷新に至る経緯
当社は、2025年度に営業部と倉庫部で在庫の問い合わせの中身を調べた。問い合わせの多くは、照会画面で前日の在庫数しか見られないことから起きていた。
2026年4月の経営会議で在庫照会システムの刷新を決め、情報システム部が本書をまとめた。
2.6 現行システムの機能
現行システムが持つ機能は、次の3つである。新システムは、この3つの機能を引き継いだうえで、第5章の機能を加える。
機能 | 中身 | 使っている人
在庫の照会 | 前日の夜に集計した在庫数を、品目コードと倉庫で検索して表示する | 倉庫の事務担当
帳票の出力 | 在庫一覧表と入出庫履歴表をCSVで出力する | 倉庫の事務担当
マスタの管理 | 品目、荷主、倉庫、ロケーションのマスタを登録する | 情報システム部の担当者


3. 刷新の目的
当社の取扱品目は、2014年の1万5千点から、2026年10月時点で4万1千点に増えた。新システムでは、倉庫と営業所の利用者が、入出庫を反映した在庫数をリアルタイムで照会できるようにする。
あわせて、荷主への在庫報告を速やかに出せるようにし、倉庫が受ける在庫の問い合わせを、2027年度末までに1日60件以下に減らす。
4. 業務要件
4.1 対象業務
新システムで扱う業務は、在庫の照会、引当状況の照会、帳票の出力、マスタの管理の4つとする。入出庫の登録と出荷の指示は、引き続き倉庫管理システムで行う。
4.2 利用者
利用者 | 人数 | 新システムでの使い方
倉庫の事務担当 | 60名 | 在庫と引当状況の照会、在庫一覧表と入出庫履歴表の出力
営業担当 | 90名 | 在庫の照会、荷主別在庫報告書の出力
情報システム部の担当者 | 5名 | マスタの管理


利用者は合わせて155名である。
営業担当の90名は、6か所の営業所に分かれて勤務している。倉庫の事務担当の60名は、5か所の倉庫に分かれて勤務している。
4.3 業務の流れ
営業担当は、荷主から在庫の問い合わせを受けたときに、新システムで在庫数と引当可能数を確かめて回答する。倉庫の事務担当は、毎朝8時に引当状況を照会し、引当が不足する品目を荷主の担当者へ連絡する。
出荷の前日の16時には、倉庫の事務担当が翌日分の引当状況を確かめ、不足する品目を営業担当へ知らせる。
月末の在庫報告では、営業担当が荷主ごとに荷主別在庫報告書を出力し、翌営業日の15時までに荷主へメールで送る。
4.4 倉庫の作業時間
各倉庫で入出庫を行う時間は、次のとおりである。
倉庫 | 所在地 | 入出庫を行う時間
関東第1倉庫 | 千葉県 | 24時間
関東第2倉庫 | 埼玉県 | 6時から22時まで
関東第3倉庫 | 神奈川県 | 6時から22時まで
関西第1倉庫 | 大阪府 | 24時間
関西第2倉庫 | 兵庫県 | 7時から21時まで


5. 機能要件
5.1 在庫照会
利用者は、品目コード、品名、荷主、倉庫を条件に在庫を検索できること。検索の条件は、現行の照会画面と概ね同じとする。
検索結果には、在庫数、引当済数、引当可能数を表示すること。大量の検索結果が出る場合は、画面を分けて表示すること。
照会画面は、倉庫と営業所の利用者にとって使いやすい構成とすること。
5.2 引当状況の照会
利用者は、出荷予定に対する引当の状況を、出荷予定日ごとに照会できること。引当が不足する品目は、一覧の先頭にまとめて表示すること。
不足と判定する基準は、荷主ごとの契約の内容に合わせて柔軟に変えられること。引当可能数は、出荷の判断に十分な精度で表示すること。
5.3 帳票出力
新システムは、在庫一覧表、入出庫履歴表、荷主別在庫報告書の3種類の帳票を出力できること。出力の形式はPDFとCSVとする。
荷主別在庫報告書は、原則として毎月末日の在庫を集計し、翌営業日の正午までに出力できること。帳票の様式は、荷主の要望を踏まえて適宜見直す。
5.4 マスタ管理
情報システム部の担当者は、品目、荷主、倉庫、ロケーション等のマスタを登録し、変更できること。マスタの変更履歴は、可能な限り残すこと。
5.5 在庫の通知
引当可能数が品目ごとに決めた下限を下回ったときは、必要に応じて、その品目を受け持つ営業担当へメールで知らせること。
5.6 画面の一覧
新システムで用意する画面は、次の4つとする。
画面 | 使う人 | 画面で行うこと
在庫照会画面 | 倉庫の事務担当、営業担当 | 条件を指定して在庫を検索し、在庫数と引当可能数を見る
引当状況画面 | 倉庫の事務担当、営業担当 | 出荷予定日ごとに引当の状況を見る
帳票出力画面 | 倉庫の事務担当、営業担当 | 帳票の種類と期間を選んで出力する
マスタ管理画面 | 情報システム部の担当者 | 品目、荷主、倉庫、ロケーションのマスタを登録し、変更する


5.7 帳票の一覧
新システムで出力する帳票は、次の3種類とする。
帳票 | 載せる項目 | 出力する人 | 出力の頻度
在庫一覧表 | 品目コード、品名、荷主、倉庫、在庫数、引当可能数 | 倉庫の事務担当 | 毎日
入出庫履歴表 | 日付、品目コード、入出庫の区分、数量、倉庫 | 倉庫の事務担当 | 週1回
荷主別在庫報告書 | 荷主、品目コード、品名、月末の在庫数、その月の入出庫数 | 営業担当 | 毎月


6. 非機能要件
6.1 可用性
新システムの運用時間は、毎日6時から23時までとする。
運用時間内の稼働率は、計画停止を除いて99.5%以上とする。計画停止は月1回とし、日曜日の運用時間外に行う。
6.2 性能
照会画面の応答時間は、検索の実行から結果の表示まで3秒以内とする。
帳票は、1つの帳票につき30秒以内に出力を終えること。同時に利用する人数は、最大100名とする。
6.3 セキュリティ
適切なセキュリティ対策を講じること。
7. 外部連携
7.1 荷主のシステムとの連携
新システムは、荷主のシステムから送られる出荷予定のデータを、15分ごとに取り込むこと。取り込んだ出荷予定は、5.2の引当状況の照会に使う。データの形式は、荷主ごとに現行と同じものとする。
7.2 倉庫管理システムとの連携
新システムは、倉庫管理システムから入出庫の実績を受け取ること。倉庫管理システム側の改修は行わない。
8. 提案依頼事項
提案書には、次の事項を記載すること。
(1) 第5章の機能要件ごとの実現方法
(2) 第6章の非機能要件を満たす方法
(3) 開発の体制と、工程ごとの期間
(4) 要件定義から稼働までの費用と、工程ごとの内訳
(5) 提案の前提とした条件と、当社に確認したい事項
(6) 物流業か小売業での、在庫を扱うシステムの開発の実績
提案書は、A4で30ページ以内とする。
提案に要する費用は、提案者の負担とする。提出された提案書は返却しない。
9. スケジュールと提出
9.1 スケジュール
予定 | 日付
提案依頼書の配布 | 2026年10月1日
質問の受付期限 | 2026年10月16日
提案書の提出期限 | 2026年11月13日
提案の説明会 | 2026年11月24日から26日
委託先の決定 | 2026年12月18日
新システムの稼働開始 | 2027年10月1日


9.2 提出の方法
提案書はPDFにし、情報システム部の森田あてにメールで提出すること。質問は、別紙の質問票で2026年10月16日まで受け付ける。
質問への回答は、すべての提案者に同じ内容で送る。
提案書の様式は問わない。ただし、第8章の(1)から(6)の順に記載すること。
9.3 評価の観点
提案は、当社の評価委員会が次の観点で評価する。
観点 | 配点
業務要件への適合 | 40点
費用 | 30点
体制と実績 | 20点
スケジュール | 10点


9.4 その他
本書の内容を変える場合は、すべての提案者に同じ日に知らせる。提案の説明会の日時は、提案書を受け取ったあとに提案者ごとに知らせる。
以上
